白樺一本の栄養を丸ごと摂る方法

白樺はロシアを代表する木です。白樺がロシア全土にわたって育つだけでなく、木材はもちろん、根、葉、樹皮まで捨てるところなくロシア人たちの生活に密接に利用されているからです。

白樺は栄養も豊富です。とくにシベリアで育つ白樺は、極限の環境で生き残るために多様な栄養を蓄えています。とりわけ100余種の白樺のうち、栄養が豊富で薬理的な機能に優れた幾つかの白樺は、国家によって薬草に分類され管理されています。

しかし、白樺にどれほど良い栄養が満ちていても、それを引き出して摂取することは現実的に非常に難しいことです。白樺そのものは大半が木質であり、有用な栄養は白樺全体に微細に存在しているからです。技術的にも難しく、経済的にも採算が合いません。

ところが、白樺の優れた栄養だけをそのまま集めておいた倉庫が別にあります。まさにチャーガです。チャーガは生きている白樺に根を下ろし、15~30年の間、白樺の栄養を奪って蓄えます。普通のキノコのように寿命が数日にすぎなかったり、枯れた木に育つのであれば、これは最初から不可能なことです。

チャーガが主に育つ白樺は、ベチュラ・プベスケンスとベチュラ・プラティフィラという種類です。先に述べた、ロシア政府が薬草に分類して管理している白樺たちです。すべての白樺にチャーガが育つわけではありません。チャーガの効能が優れている理由の一つです。

チャーガの主な栄養成分、すなわちクロモゲン複合体、ベータグルカン、ポリフェノール、フラボノイド、そして各種のミネラルと食物繊維は、すべて白樺の栄養を奪って蓄える過程でつくられた成分です。結局その根源は白樺にあります。

ところが、もし白樺一本に数十、数百個のチャーガが育つとしたら話は変わってきます。算術的には、チャーガ一つが持つ栄養は、白樺一本の栄養の数十分の一、数百分の一にすぎないはずだからです。しかしチャーガは一人だけで育ちます。白樺一本に二つのチャーガが育つことはありません。

結局、栄養を奪われた白樺は、平均100年の寿命を全うできずに死んでいきます。栄養が枯渇した栄養失調の状態です。そしてその栄養はそのままチャーガに蓄えられています。だからこそ、チャーガを一つ食べれば白樺一本の栄養を丸ごと食べるのと同じだと言うのです。

チャーガの重さによって差はありますが、たとえばオギナムチャーガキノコが販売するチャーガ粉末25gの小瓶一つであれば、少なくとも生きている白樺二本以上の栄養が入っている計算です。そして30年の歳月がともにあるのです。

白樺の栄養を摂って、皆さまが健康になられますように。

- オ・ギナム, kinam_oh@hanmail.net

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